はじめに
どうもこんにちは。
管理人だめすけです。
つい先日ですが最高裁判所で興味深い判決が出ていました。
「事実婚夫婦が別姓による婚姻届受理を求めた」という内容なのですが、最高裁大法廷は、規定を「合憲」とする決定を出したとのことです。
管理人は某大学の法学部に所属していたのですが、この問題について、今は亡き恩師と議論を交わしたことを思い出しました。「家族をひとつの共同体たらしめる要である」として夫婦同姓を支持していた教授でしたので、この判決を聞いたらどのような感想を述べるのか気になってしまいます。
ふと、そんなことを思い出したニュースでした。
さて今回は『稼ぎの鉄人』という商材について取り上げたいと思います。
この商材って本当に稼げるの?と、疑問に思い調べられたかたが当サイトに起こしいただいていると思います。そんな皆様のお力になれましたら幸いです!
結論から言うと、当サイトで取り扱う商材は、参加者の多くが何らかの後悔をしていることが多いです。当サイトを運営するきっかけも管理人が情報商材で失敗したことが動機となっておりますので・・・。
どうか皆さま方が副業を始める際には、慎重にご判断いただけますよう願っております。
免責事項
つぎは、概要を見ていきます。
『稼ぎの鉄人』の概要
『稼ぎの鉄人』とは
それではまずは『稼ぎの鉄人』の概要を見ていきましょう。
・市場の隙を狙う稼ぎ方だから利益を出せる
・スマホ操作だけでOK
今回のオファーは仮想通貨についてのものでしょうか。
「1日たった2分の操作で月収80万円が狙える」ということなので、このオファーが本物ならかなり稼げそうな雰囲気がしてきますね。
さらに「市場の隙を狙う稼ぎ方だから利益を出せる」とのことなので、業界のブルーオーシャンを目指したオファーと言えそうです。
これが本当なら明日から始めたいくらいですね!・・・と、言いたいところですが。
仮想通貨のオファーには悪質案件もかなり多いのが現実です。
ここはしっかりと慎重に検証していきましょう。
それでは次に「特商法」を確認していきましょう。
『稼ぎの鉄人』の特定商取引法(特商法)に基づく表記について
特商法とは
特商法に基づく表記を確認
販売者 | BOPSconsulting Pte Ltd. |
運営統括責任者名 | 記載なし |
所在地 | 11 Floor, Wisma Atria, 435 Orchard Road,, Singapore 238877 |
電話番号 | 記載なし |
Eメールアドレス | 記載なし |
今回は「運営統括責任者名 ・電話番号・Eメールアドレス」の記載がありませんでした。
会社として運営している以上は必ず必要になるものなんですが、どうして記載がないのか気になりますね。
仮に記載漏れだとしても見過ごせないマイナスポイントです。
「特定商取引法に基づく表記」を確認するだけで、以下のトラブルを防げる可能性が格段に上がります。
今回のオファーは住所が海外のもので、しかも連絡先が不明という内容です。
こういったオファーでトラブルに見舞われた場合、どんなに相手が悪くとも損失の補填がされることはないので注意が必要です。
完全に泣き寝入りになってしまいます。
残念ながら今回の案件は遵法精神は高いとは言えないようです。
さて、次は会社の法人登録情報を確認していきましょう。
「稼ぎの鉄人」の販売会社について
「BOPSconsulting Pte Ltd.」の法人登録は?
それでは「BOPSconsulting Pte Ltd.」の法人登録がきちんとされているかの確認をしていきましょう。
「ここまでしなくても・・・」と思われるかもしれませんが、過去オファーには「法人登録の記載住所が違う」などの悪質な例が多く存在しますので注意が必要です。
今回のオファーでは「特定商取引法に基づく記載」が不十分でしたので、残念ながら法人番号の確認が取れませんでした。
なぜ今回のオファーで法人情報が記載されていないのかは想像するしかありませんが、そもそも法人登録をしていないという可能性が高いと思われます。
日本では「会社法第49条」により、設立登記されてはじめて会社となりますので、登記をしていない企業は会社として認められていません。
日本で会社と認められていない団体からのオファーと考えると、参加するかは慎重に判断する必要がありますね。
次は『稼ぎの鉄人』を検証していきましょう。
『稼ぎの鉄人』の検証
それでは『稼ぎの鉄人』について検証していきましょう。
『稼ぎの鉄人』への登録は?
では『稼ぎの鉄人』の登録をしていきます。
ランディングページより登録を進めていくと、最終的に公式LINEアカウントへの登録画面に誘導されます。
その後に「MANEPAN(マネパン)」という案件が送られてきますが、その間に新しく更新されるような情報の開示はありませんでした。
『稼ぎの鉄人』のオファーと「MANEPAN(マネパン)」は別のオファーということでしょうか?謎が深まります・・・。
『稼ぎの鉄人』、「MANEPAN(マネパン)」は稼げるのか?
「MANEPAN(マネパン)」のオファーを簡潔に述べると、仮想通貨の売買で利益を得るというビジネスモデルです。
ですが、管理人は『稼ぎの鉄人』、「MANEPAN(マネパン)」への参加はオススメしません!
なぜなら『稼ぎの鉄人』というオファー自体が、「マネーパンチ(マネパン)」という仮想通貨投資オファーの焼き直し案件であることが分かったからです。
「マネーパンチ(マネパン)」は、以前に加藤浩二が「KatoKoji」名義で出していたオファーであり、かなりの悪質案件であるという情報が出回っています。
『稼ぎの鉄人』への登録を進めていたら、いつの間にか「MANEPAN(マネパン)」へのオファーに切り替わっていた、という疑問がやっと解消されました。
そして『稼ぎの鉄人』が「マネーパンチ(マネパン)」の焼き直しであるならば、最終的に有料コミュニティへの登録料として高額な登録費用を請求される可能性が高いです。
ちなみに「マネーパンチ(マネパン)」のときは「マネパンJAPAN」という有料コミュニティへの登録費用として198,000円を請求していました。
どんなに美味しい話に聞こえても、「特商法」の記載すら正確でない団体のオファーと考えると参加するメリットはないと考えたほうが無難でしょう。
では続いて口コミを見ていきましょう。
『稼ぎの鉄人』についての口コミ
さて、それでは『稼ぎの鉄人』の口コミを見ていきましょう。
口コミの検証をしたところ、あまり良い評判の口コミは見つかりませんでした。
- 「加藤浩二=KatoKoji」なので注意が必要
- 悪質オファーの焼き直し案件
などといった口コミが多かったです。
管理人も常日頃感じていますが、こういった悪質案件の焼き直しは日を増して増加しているように感じます。
これは管理人にもオファーを見分ける目が養ってきただけであって、以前から同じようなものだった可能性はありますが、それでもコロナ禍で一気に増えた実感はあります。
こういった悪意を持ったオファーに騙されないためには、少しでも危険と思われる案件には近寄らないという断固とした意思を持つことが大切です。
それがオファーを見る際の最低限の心構えだと進言いたします。
『稼ぎの鉄人』のまとめ
というわけで、『稼ぎの鉄人』のまとめです。
結論からいうと私は推奨できません!
以下がその理由です。
- 「特商法」に基づく記載に不備がある
- 日本で法人登録されていない可能性が高い
- 過去の悪質オファーの焼き直し案件である
- 口コミが悪い
今回のオファーは調べていくうちにどんどんと不審点が出てきた結果、オススメできないという結論にたどり着きました。
ただオファーを見極める勉強として考えるなら、今回のオファーは好例だといえます。
というのも、こういった悪質なオファーには焼き直し案件が多いからです。
焼き直し案件は使い回しのため、必ず整合性が取れていない部分が発生しますので、そこを細かく調べていけば必ずメッキが剥がれてきます。
騙されないためにも、細かい疑問点を放置しないようにしてくださいね。
これを読むあなたに最適な稼ぎ方が見つかることを祈っています。
それでは今回はここまで!
最後までご覧いただきありがとうございました m(_ _)m