はじめに
どうもこんにちは。
管理人だめすけです。
今年の8月も最終日となりました。社会人になってからというもの「夏休み」は縁遠い言葉となりましたが、8月31日は未だに何となく寂しいような不思議な気分になります。
今年の夏は新型コロナの影響で色々と我慢を求められるものになりました。特に学生たちにとっては貴重な青春を自粛という形で消費しなければならないので、自分だったら耐えられないだろうなと同情してしまいます。
来年の夏は自粛なんかしなくていい状態に戻っていて欲しいものですね。
さて今回は『Fast Cash』という商材について取り上げたいと思います。
まずは概要を見ていきましょう。
- 月に20万円の副収入を手にする
- 完全無料でプレゼント中
- スマホ1台から副業
- 簡単操作で高い再現性
- 未経験でもOK!
- 丁寧なサポート付き
これはいつものようなLINE副業でしょうか?
はたしてその実態は・・・
それではまずは「特商法」から確認していきましょう。
特定商取引法に基づく表記
販売会社 | 記載なし |
責任者名 | 記載なし |
所在地 | 記載なし |
連絡先 | 記載なし |
URL | 記載なし |
はい、アウト~~笑!!
これはいけません。完全にダメダメコースです。野球に例えるなら、バットにかすりもせずに三振しちゃってます。
最近はちゃんと記載している案件が多かったので、ここまでダメなのはひさしぶりです。なんか懐かしさすら感じてきてしまいますね。
さて、冗談はこのくらいにして、なぜ「特定商取引法」の記載がないとダメなのかおさらいしてみましょう。
特定商取引法は通称「特商法」と略されることが多いです。
皆さんも副業情報を調べる際に「特商法」という言葉を目にすることが多いかと思います。
インターネット上での取引きには、必ず事業者名、代表者名、住所、連絡先などの表記が義務つけられております。その根拠となるのが「特商法」です。
つまり「特商法」に記載は消費者を守るために必須な項目ということです。
この記載をしていないということは、消費者保護の視点が完全に欠けているということなので、この時点で警戒しておいたほうがよいでしょう。
ですが、ここまで調べたので内容についても検証してみましょう。
次は商材について検証します。
『Fast Cash』の検証
今回の案件は「特商法」の時点で怪しさ満点なのですが、それで詐欺と片付けてしまうのはさすがにアンフェアだと思いましたので実際に登録してみました。
すると下記のメッセージがLINEで届きました。
初めまして、白石正人と申します。
この度は私のプロジェクトに興味を持って頂き、本当に有り難うございます。
まず今回のプロジェクトでは“最も早く最も確実に現金を手にする方法をタダ(0円)同然で公開します”
今回はあなたにお渡ししたいものがあります。それが、【インサイダー情報】です。
結論から言いますと「インサイダー情報を手にしてしまえば勝ちは確定する」と私は自身を持って言えます。これはどんな投資でもビジネスでも当てはまる絶対的な法則だと思います。
ただ、一般的にはインサイダー情報というのは違法です。しかし、唯一「インサイダー情報を受け取っても合法」の情報があります。
それが、【物販のインサイダー情報】なのです。物販であればどんなインサイダー情報であっても合法なのです。合法でインサイダー情報を手にできるということは「エグいくらい荒稼ぎできる」ということです。
とりあえず「物販のインサイダー情報」というのが謎すぎます。
「インサイダー(内部者)取引」はすべて違法なはずですが、どうやらその抜け穴を伝授してくれるということらしいです。これが本当ならたしかに荒稼ぎできそうな予感がしますね!
ただ現状では「物販のインサイダー情報」という新語を聞いただけで、中身の情報は全くといって良いほどないので信用することはできそうにありません。
このあと詳しい内容を聞いてみましたが、納得できるような回答はありませんでした。
そこで視点を変えて「白石正人」本人について調べてみたところ以下のことが分かりました。
・白石正人自身が過去「マネーイノベーションシステム」という怪しいコンテンツを販売している
・そのコンテンツは信用ができる商品ではなかった
どうやら以前にも似たような商材を販売していたようです。
もしかしたら前回の商材の悪評が出回ったため、新しい商材に鞍替えしたのかもしれませんね。
「詐欺」と断定するにはまだまだ材料は足りませんが、どうやら今回の商材もかなり怪しそうな感じがしてきました。
では、次は口コミを見ていきましょう。
『Fast Cash』についての口コミ
白石正人のインサイダー情報アプリFast Cash(ファスト・キャッシュ)は特商法に関する記載がないことや、過去に詐欺紛いのオファーを出していることなど、法律的にアウトな部分がかなり多いことがわかります。
引用元:白石正人|現金最速つかみ取りプロジェクト|Fast Cash(ファスト・キャッシュ)は詐欺なのか?本当に稼げるのか?
コピペで稼ぐという案件でしたが、何をどこにコピペしたら、なぜ収益が発生するのか等の詳細がわからないものでしたね。
「稼げてます」というような口コミも見つかりませんでした
引用元:現金最速つかみ取りプロジェクトFast Cash(ファストキャッシュ)白石正人なら簡単作業で月20万円稼げるの?
口コミの多くは「実態が分からない」というものでした。
確かにここまで調べて何も出てこないというのは不思議な感じがします。
もしかしたら参加者がまったくいないのでは?という疑念すら出てきてしまいますね。
『Fast Cash』のまとめ
というわけで、『Fast Cash』のまとめです。
結論からいうとまったく推奨できません!
情報商材の案件はそれこそ星の数ほどありますが、その中から当たりを見つけ出すことは至難の業といってよいでしょう。
今回の案件も残念ながら「ハズレ」の案件だと思います。
- 稼げてるという口コミが確認ができなかった
- 特商法が無い
- 過去の案件でよくない評判がある
以上が本件を「ハズレ」と判断した理由ですが、そうでなくとも「インサイダー取引」という時点で手を引いたほうがよいでしょう。「インサイダー取引」は日本では違法なので、仮に今が大丈夫でも今後ダメになる可能性が高いです。
そんな危ない案件を副業に据えるべきではないと管理人は考えております。
お金の稼ぎ方は本当にたくさんあります。
このブログを運営してみて、最近とくに強く感じるようになりました。
だからこそ稼ぎ方は安全なものであって欲しいと思います。
これを読むあなたに最適な稼ぎ方が見つかることを祈っています。
それでは今回はここまで!
最後までご覧いただきありがとうございました m(_ _)m